ご挨拶

President's Welcome

LAWASIA会長 
Prashant Kumar(プラシャント・クマール)

LAWASIA会長
クマール 第30回ローエイシア大会に皆様をお迎えすることは、会長である私にとってこの上ない喜びです。
 1966年の第1回大会以来、ローエイシアならびに法曹界はともに大きな変化の波を乗り越えてきました。私達のローエイシアは、会員数を大きく増やしただけでなく、活動の範囲を広げ、地域における存在感を高めるなど、飛躍的な成長を遂げています。これもひとえに、今大会準備が如実に示す通り、会員の皆様の一致団結した努力と国際的なプログラムを成功させてきた実績によるものです。これと共に、多様化、技術の進歩、経済・政治環境におけるグローバル化を背景に、法曹界は今、劇的な変化を経験しています。
 第30回ローエイシア大会では、国際的に著名な専門家の方々のスピーチとその主導でアジア太平洋地域に深く関係する法律問題を検討するという、この大会ならではの機会を提供します。スピーカーならびにモデレーターの皆様、そして日本弁護士連合会およびLAWASIA東京大会2017組織委員会の皆様、かくもハイレベルなセッションプログラムの実施にご尽力いただき、心よりお礼申し上げます。
 今回の大会が新たな見識を得て絆を深める場となり、これを機に、不正義を正し、イノベーションを起こし、この地域の法の支配を前進させるという重要な「大いなる飛躍」に向けて、法曹界が気持ちを新たに、一丸となって進んでゆくことを願ってご挨拶とさせていただきます。

今こそギアチェンジを

LAWASIA東京大会2017 組織委員長
 山岸 憲司

組織委員長 山岸 憲司 世界中の国々が、「アジアの世紀」を展望して動いている現代にあって、司法の国際化、そして、法曹のグローバル化への対応力の強化の必要性は多くの人々の共通認識になっています。
 しかし、それを推し進める動きは必ずしも大きなものにはなっていません。
 ギアチェンジをして力強く前進する必要があります。

 「LAWASIA東京大会2017」は、単にこの大会を成功させるだけではなく、ここを起爆剤として、域内各国の司法制度の整備、国際人権問題や渉外案件への取組みの強化などに大きな成果を上げていく、正に、ジャンプ台としての役割を果たし、後世にレガシーを残すものでなければなりません。

 とりわけ、アジア太平洋地域の法曹は、世界中の法曹とのネットワークを飛躍的に拡大し、国内外におけるリーガルサービスの質と量を増大させ、また、グローバルに活躍する人材を送り出していく思い切った取組みをすることが求められていると思います。我が国の法曹もこの取組みに貢献することを課題としています。

 このような大きなうねり、時代の要請の中で、本大会の意義は、共有されつつあり、新時代への胎動はこの大会の準備活動の中から始まっています。
 組織委員会には、若い力がみなぎってきました。
 ヤングローヤーの皆さんのエネルギッシュな力は、ローエイシア東京大会の成功を通じて、ローエイシアを含む国際的なリーガルコミュニティーにおけるアジア太平洋地域の弁護士の活躍を推し進める力として波及していくことでしょう。
 長きにわたって実践を積んできたシニアの皆さまの知恵と支援は、それらの活動をより実り豊かなものに導くはずです。

 井戸を掘った人たちへのリスペクトを忘れず、思い切って担い手たちの裾野を広げ、時にはスクラムを組んで、時には思い思いの場で、幅広い活動を展開していってもらえればと思います。

 変わるのは今です。
 物心両面にわたるご支援に感謝申し上げるとともに、多くの新しい人材の準備活動への積極的な参加と、9月の東京大会へのご参加を心からお待ちしています。
 新時代の世界のあり方、司法の役割と機能の強化にしっかりと目を向けた、志と行動を心から期待して私からのご挨拶とさせていただきます。

飛躍へ

LAWASIA前会長
 LAWASIA東京大会2017組織委員会 運営会議議長
 鈴木 五十三

ローエイシア前会長 日本組織委員会運営会議議長 鈴木五十三 アジア太平洋地域が国際社会に果たす役割は、経済面にとどまらず、政治・社会のすべての面で、急速に増大しています。そして、この成長の背景にあるのは、民族、宗教、言語、文化とともに、法の役割をめぐる法思想、政治体制の多様性です。この地域の法律家が直面する多くの課題を認識し、それらに解決策を見出すには、多様性をふまえつつ、法律家として共有するコアバリューの追及がより有益であると思います。これもまた、ローエイシアのレガシーの一つです。

 ローエイシア東京大会は、アジア太平洋地域の法律家が、それぞれの地域・法へのリスペクトと地域全体としての広がりの中で、法律家としてのコアバリューを不断に求めて、フェイストゥフェイスで交流する機会となることを目指しています。日本では、14年振りの大会となります。日本組織委員会は、昨年の5月に、日本弁護士連合会、日本法律家協会、日本ローエイシア友好協会の三団体が母体となって発足しました。若い法律家の熱気と、前東京大会を担ったシニア法律家のアドバイスも得て、ローエイシアとの緊密な連携のもとに成功に向けた準備をしています。未来に向けての、この地域の法律家の飛躍のために、少しでも貢献することを願っています。

 大会では、大相撲観戦、京都旅行などを、外国・日本の法律家の交流の中で楽しんでいただけるようなイベントも用意します。皆様の参加をお待ちしています。